真言宗
宗祖
空海(弘法大師)774~835
空海は、延暦22年(803年)に遣唐船で唐に渡り、醴泉寺にて般若三蔵と牟尼室利三蔵から梵語(サンスクリット語)を学んだ後、唐長安青龍寺の阿闍梨である恵果和尚より密教を伝授された。
大同元年(806年)、空海が中国(唐)より、帰朝。その後、空海は、弘仁7年(816年)に高野山金剛峯寺を修禅の道場として開創し、弘仁14年(823年)に嵯峨天皇より勅賜された教王護国寺を真言宗の根本道場として宗団を確立した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/空海
https://ja.wikipedia.org/wiki/真言宗
真言宗の宗派
真言宗は日本の仏教宗派の中では分派の多いものの1つである。13世紀末に古義真言宗と新義真言宗に別れ、さらにそこから多種多様な教義が展開して現在に至っているのが特徴である。
古義派
大日如来の本地法身説の教学(古義)による。現実世界の一事一物が法身(真理そのものを仏の身体とみなす)の大日如来の説法であると説いている。https://ja.wikipedia.org/wiki/真言宗
新義派
覚鑁(興教大師)を派祖とし、大日如来の加持身説の教学(新義)による。現実世界の一事一物は、加持身の大日如来の説法であると説いている。
- 古義真言宗
- 1926年(大正15年)、真言宗高野派・真言宗御室派・真言宗大覚寺派は、合同して古義真言宗を組織した。古義真言宗はほかの古義真言宗系宗派との間に真言宗各派協約を締結し、教師・住職の人材交流・相互協力を行った。
- 真言宗東寺派
- 真言宗善通寺派
- 真言宗山階派
- 真言宗醍醐派
- 真言宗泉涌寺派
- 真言宗豊山派
- 真言宗智山派
- 真言律宗